複数ラウンド制のマッチ戦や大会形式におけるヘラデッキは、相手の妨害手段の有無を見極めながら大型カードを蘇生させ、キューブを効率よく獲得する立ち回りが重要です。

ヘラデッキは手札から捨てた大型カードを最終ターンに蘇生させて盤面を制圧するコンボ構成を持ちます。マッチ戦ではラウンドが進むにつれて相手のデッキ構成が判明するため、相手に対策カードがないと分かったタイミングを逃さずにスナップを押し通すことが勝率に直結します。

安全に大型カードを墓地へ送る廃棄手順

ヘラデッキを成立させるためには、ターン3からターン5の間に「ヘラ」自身を巻き込まずに大型カードだけを捨てる手札管理が求められます。

  • コスト指定の廃棄カードを優先する

「レディ・シフ」は手札の最大コスト、「コリーン・ウィング」は手札の最小コストを対象として廃棄します。手札のコストバランスを把握して運用することで、ヘラを安全に残したまま大型カードを墓地に送れます。

  • 手札を圧迫しない自動廃棄を利用する

「ブラックキャット」はターン終了時に手札から自動で廃棄されるため、エナジーや手札リソースを消費せずにヘラの蘇生対象を用意できます。

  • ブリンクによる代用展開を視野に入れる

手札にヘラが引けない場合でも、「ブリンク」で盤面のカードを高コストカードと入れ替える動きを用意しておくと、事故時の失点を最小限に抑えられます。

マッチ戦におけるスナップと撤退の基準

ヘラデッキは公開時効果さえ通れば大量の打点を獲得できますが、コンボが成立しない状態で勝負を続けると大失点につながります。手札の揃い具合と相手の盤面に応じて以下の判断基準を徹底してください。

手札と盤面の状況推奨アクション判断の理由
ターン4までに大型2枚以上を廃棄済み、かつ手札にヘラがあるスナップ相手に対策手段がなければ、ターン6の蘇生パワーで2ロケーション以上の制圧を狙えます。
大型カードは廃棄できているが、手札にヘラがない等速維持(ステイ)ターン5やターン6のドロー確率を見極めます。相手からスナップされた場合は撤退を検討します。
ヘラが誤って廃棄された、または展開先にコスモを置かれた即時撤退(リトリート)コンボ成立が困難な状況では早めに退き、失点を1キューブに抑えて次ラウンドに託します。

妨害カードを回避する配置と優先権の管理

相手が妨害手段を保持している可能性があるマッチ戦では、優先権と配置場所のコントロールが勝敗を左右します。

相手に優先権を渡してターン6を迎える

ターン6開始時に相手側へ優先権がある(相手の名前枠が光っている)状態を維持できれば、相手の「シャン・チー」や「アライオス」といったカウンターカードを空振りさせることが可能です。序盤は無理にロケーションを取りにいかず、最終ターンの蘇生で盤面を一気にひっくり返す展開を狙います。

封殺ロケーションを避けた単体展開

「インビジブル・ウーマン」の裏にコンボパーツを隠す配置は、「コスモ」や「エンチャントレス」による妨害の的になります。相手に対策カードが見えている場合は、公開時効果を封じられない別のロケーションへヘラを直接着地させる配置を選んでください。

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鈴木 翔太

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