サノスと破壊ギミックを組み合わせたデッキは、インフィニティ・ストーンでドローや盤面展開を進めながら、それらを破壊の種として活用する構成です。サノス、ドーマムゥ、デス、ヌルという4種類の高パワーカードを状況に応じて使い分けることで、単一の妨害カードに屈しない柔軟な攻めが可能になります。

この構成を扱う上で最も重要なのは、ストーンによる盤面枠の圧迫を解消する全体破壊のタイミングと、最終ターンに相手の除去を回避する優先権のコントロールです。

盤面スペースの確保と破壊カウントを稼ぐ進行手順

インフィニティ・ストーンは手札補充やエナジー加速をもたらす反面、ロケーションの限られた配置枠を早期に埋めてしまいます。中盤にキルモンガーなどで一括破壊を行い、大型カードを配置するスペースを空けながらデスのコスト軽減とヌルのパワー蓄積を進めます。

進行段階主な行動目的と効果
序盤(ターン1〜3)マインド・ストーンなどの配置ドローとエナジーの加速、デッキの回転
中盤(ターン3〜4)ウェイド・ウィルソンや追加ストーンの展開破壊対象の準備、破壊カウントの蓄積
展開期(ターン4〜5)キルモンガーやカーネイジによる破壊盤面の枠確保、デスのコスト激減、ヌル強化
終盤(ターン5〜6)デスと他フィニッシャーの分散展開複数レーンへの高パワー配置で勝負を決定

ウェイド・ウィルソンを破壊に巻き込んでパワーを伸ばしつつ、モルガン・レ・フェイで循環を補佐することで、盤面が埋まるリスクを抑えながら終盤に向けた準備を着実に整えられます。

4大フィニッシャーの着地分岐と盤面判断

終盤は引けているカードとロケーションの空き状況に応じて、どの勝ち筋を選択するかを判断します。

デス+ヌルによる2レーン同時制圧

キルモンガーなどで盤面の1コストカードを大量に破壊できている場合に最も有力なルートです。コストが大幅に下がったデスと、破壊された総パワーを引き継いだヌルを同一ターンに別のレーンへ配置することで、相手に守るべき的を絞らせずに2レーンを制圧できます。

サノスまたはドーマムゥによる単独突破

相手がアーマーなどの破壊対策を張っている場合や、全体破壊のカードを引けなかった場合は、破壊依存度の低いサノスやドーマムゥを軸に戦います。ストーンによる強化を受けたサノスや、単体で高い打点を生み出せるドーマムゥを競り合っているレーンへ投じることで、破壊ギミックが不発に終わった状況でも打点勝負に持ち込めます。

カウンター回避に向けた優先権の調整

大型フィニッシャーを多面展開する際は、最終ターンにおける優先権(先攻・後攻)の管理が勝敗に直結します。

こちらが先攻の状態で大型カードを着地させると、相手のシャン・チーによって高パワーカードが破壊される危険があります。序盤にストーンの展開でリードを取りすぎた場合は、破壊を実行するターンを意図的に遅らせるか、一時的にパワーの低いレーンを残して後攻を維持する立ち回りが有効です。後攻のままターン6を迎え、コストの下がったデスやヌルを叩きつけることで、相手の妨害を受けずに安全に逃げ切ることができます。

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鈴木 翔太

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