デュエル・マスターズ プレイスのランクマッチにおいて、《超戦龍覇 モルトNEXT》を主軸としたデッキに《龍装者 バルチュリス》を複数枚採用する構築が結果を残しています。この型の強みは、従来のモルネクが苦手としていたシールドトリガーによる盤面除去をすり抜け、手札からの奇襲でダイレクトアタックまで押し通せる点にあります。

攻撃終了ステップの正しい処理順や、状況に応じた手札管理の基準を把握することで、リーサル時の決定力を大きく引き上げられます。

バルチュリス多投の狙いとトリガー耐性

従来のモルネクは、《超戦龍覇 モルトNEXT》から《闘将銀河城 ハートバーン》(龍解後は《超戦覇龍 ガイNEXT》)を展開して一気に攻め込むプランが基本でした。しかし、シールドトリガーによる除去を1枚でも踏むと攻撃が止まり、返しのターンにカウンターを受けて逆転される弱点がありました。

《龍装者 バルチュリス》を厚く積むことで、モルトNEXT単騎での攻撃時でも手札からコストを支払わずに打点を追加できます。さらに、相手のシールドトリガー解決後にバトルゾーンへ着地するため、先行したアタッカーが破壊されても後から飛び出して詰め切ることが可能です。対戦相手に対してもバルチュリスの存在を常に警戒させ、ブロックやシールド処理の判断を狂わせる効果を持ちます。

デッキを支える主要カードの役割

初動のマナ加速からフィニッシャーへの着地を安定させるため、以下のカードが軸となります。

カード名主な役割
《メンデルスゾーン》最速4ターン目のモルネク召喚を狙う初動。ドラゴン比率を高めることで2ブーストを狙う
《火の粉祭り》手札を減らさずにマナを伸ばす継続加速呪文。長期戦やリソース勝負で活用
《超次元リュウセイ・ホール》盤面処理やマナ加速など柔軟な選択肢を持ち、中盤の盤面を維持する繋ぎ役
《超戦龍覇 モルトNEXT》マナ武装5で超次元からドラグハートを展開して攻めるデッキの切り札
《龍装者 バルチュリス》2回目の攻撃終了時に手札から踏み倒し、トリガー処理後に打点を追加する奇襲要員

トリガーをすり抜ける攻撃手順と着地タイミング

バルチュリスによる奇襲を成功させるには、効果の宣言と解決のタイミングを正確に行う必要があります。

  1. モルトNEXTの1回目の攻撃

マナ武装5を達成した状態で《超戦龍覇 モルトNEXT》を召喚し、《闘将銀河城 ハートバーン》を場に出してシールドを攻撃します。

  1. 2回目の攻撃とバルチュリスの宣言

ハートバーンの効果などで2回目の攻撃を行った際、「攻撃の終わり」のタイミングで手札にある《龍装者 バルチュリス》の使用を宣言します。

  1. トリガー解決後の着地

ブレイクによって相手のシールドトリガーが発動した場合、まずそのトリガー効果をすべて解決します。その後、バルチュリスがバトルゾーンに着地するため、モルトNEXTが除去されていてもダイレクトアタックを狙えます。

マナ置きと手札キープの判断基準

バルチュリスを複数採用している構築では、手札に抱え続けるかマナに置くかの見極めが重要です。

  • マナに置くべき状況

序盤に火文明の単色マナが不足している場合や、2ターン目の《メンデルスゾーン》を確実に唱えたい場合は、1枚目のバルチュリスをマナ基盤として優先して埋めます。手札消費が激しい展開でも、無理に抱えずマナ加速を優先してトップデッキの受けを広げます。

  • 手札にキープすべき状況

相手が除去トリガーを多く積んだ受けの強いデッキやコントロール対面の場合は、手札に1枚抱えておくことで安全にリーサルを踏み込めます。複数枚採用しているからこそ、「序盤はマナ基盤にし、中盤以降に引いた2枚目を奇襲に使う」という立ち回りが成立します。

対面デッキに応じた立ち回りの使い分け

相手のデッキタイプによって、攻め急ぐか盤面を整えるかのプランを切り替えます。

  • 受けの厚いコントロール対面

シールドトリガーをすべてケアすることは難しいため、中途半端な小突きを避け、手札にバルチュリスを抱えた状態で一気にシールドを割り切ります。《超戦覇龍 ガイNEXT》への龍解とバルチュリスの着地を重ねることで、トリガーによる除去を貫通して殴り切るプランが有効です。

  • アグロ・ビートダウン対面

序盤はシールドトリガーや《超次元リュウセイ・ホール》による盤面干渉を優先します。相手の攻撃を受け止めつつマナを伸ばし、モルトNEXTを着地させてからのカウンターで一気に勝負を決めに行きます。

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佐藤 美咲

佐藤 美咲

佐藤美咲は資源計画、基地の成長、長期的なアカウントに影響する序盤の選択を中心に、実用的な攻略を執筆します。