『Honor of Kings』のプロリーグ「PKL」の試合では、個人の操作技能以上にチーム全体のシナジーや集団戦における連携の質が勝敗を分けます。ランク戦においても、チーム全体のバランスを意識したヒーローの選定と役割分担を徹底することで、集団戦の勝率を向上させることが可能です。

本記事では、プロの立ち回りから導き出されるチーム構成の選び方、集団戦でのポジショニング、オブジェクト確保のための視界管理、そして劣勢時の立ち回り手順について解説します。

プロの立ち回りに学ぶチーム構成の基準

試合を有利に進めるためには、単体のヒーローの強さだけでなく、チーム構成全体のシナジーを優先して選択することが重要です。

  • フロントラインの確保: タンクやファイターを配置し、集団戦で敵の攻撃や妨害を受け止めます。これにより、後衛のメイジやマークスマンが安全にダメージを出せる時間を作ります。
  • CC(行動妨害)の重ね合わせ: 単発でスキルを使わず、複数のCCを時間差で繋げる「CCチェイン」を意識します。敵の主要ヒーローの行動を長時間制限し、無力化させた状態で撃破します。
  • 機動力とカバー力: 敵の奇襲やバックラインへの侵入に対し、迅速に合流できるジャングラーやサポートを組み込むことで、チームの安定性を高めます。

集団戦におけるポジショニングと役割分担

集団戦では、各プレイヤーが自身の役割から逸脱せず、「誰を狙うか(フォーカス)」と「誰を守るか(ピール)」を瞬時に判断して行動する必要があります。

役割ポジショニングと立ち回り
後衛(マークスマン・メイジ)敵の攻撃範囲外から最大射程を維持し、継続して高火力を出します。
前衛(タンク・サポート)敵の主要スキルを自ら受け止め、味方のキャリーを守る「ピール」を優先します。

役割分担が崩れて後衛が孤立したり、前衛がピールを怠ると、集団戦での敗北につながります。

オブジェクト管理とマップ視界の確保

タワーやドラゴン、オーバーロードなどのオブジェクトを獲得する際は、事前の視界管理が重要です。視界を制圧することで、有利な陣形を保ったまま戦闘に入ることができます。

  1. 出現前の準備: オブジェクトが出現する数十秒前から、該当エリア付近に味方と合流します。
  2. 視界の確保: 周辺の草むらや敵の進行ルートの視界を取り、相手の位置や移動の有無を確認します。
  3. ポジショニングの確定: 視界情報を基に先行して有利なポジションを陣取り、敵が近づいてきた際のエンゲージ(仕掛け)または牽制の準備を整えます。

マップの視界を広げることで、敵に「強行するか諦めるか」の選択を迫り、主導権を握った状態で戦いを進められます。

劣勢時における逆転の判断基準

序盤にゴールドやキル数で差をつけられた場合でも、無謀な戦闘を避けてリソースを集めることで逆転の機会を作れます。PKLの試合映像からも確認できる劣勢時の判断基準は以下の通りです。

  • 無理な集団戦の回避: 装備差が大きい段階での戦闘を避け、ミニオン処理とジャングルファームに集中してゴールドを獲得します。
  • タワー下でのカウンター: 敵が強引にタワーへダイブしてくるタイミングを狙い、タワーの攻撃力を利用して反撃を行います。
  • スプリットプッシュ: 1人が反対側のレーンを押し込んで敵の注意を分散させ、主要な目標から敵を遠ざけて時間を稼ぎます。

状況を冷静に分析し、ファームを優先するフェーズと反撃に転じるタイミングを見極めることが勝利への近道となります。

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鈴木 翔太

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