シリーズ3(プール3)に入った直後は手持ちカードが揃いにくく、デッキ構築に迷いが生じやすい時期です。シリーズ3カードの中から「ウルトロン」を1枚引けた場合は、シリーズ1・2の継続サポートカードと組み合わせることで、上位環境でも戦える奇襲デッキが完成します。

本記事では、特定の1レーンだけに戦力を集めて相手の油断を誘い、ターン6のドローン一斉展開でキューブを奪う具体的な配置手順と判断基準を解説します。

主な採用カードと役割

このデッキの強みは、シリーズ3のカード要求がウルトロン1枚のみである点です。全体バフを持つ継続カードを軸に据えるため、カードプールが限られている段階でも安定した出力を発揮できます。

採用カード主な役割コスト / パワー
ウルトロン主軸となる勝ち筋。他の全ロケーションへドローン(コスト1/パワー1)を展開6 / 8
ブルーマーベル盤面全体の全カードにパワー+1の継続バフを付与5 / 3
カ・ザー盤面のコスト1カード全員にパワー+1の継続バフを付与4 / 4
サンドマンお互いに各ターン1枚しかカードを出せない状態にし、相手の複数展開を阻害5 / 7
アーマー自陣拠点のカードを破壊効果から保護2 / 3
アントマンカードが4枚埋まったロケーションでパワー+3を得る低コスト戦力1 / 1

相手を油断させる配置手順と空き枠の維持

このデッキで勝率を伸ばすための核心は、自陣のカードを1つのロケーションへ集中的に配置し、残り2つのロケーションを意識して空けておく立ち回りにあります。

  1. 特定レーンへの戦力集中

序盤から中盤にかけて、アントマン、アーマー、カ・ザー、ブルーマーベルを同じロケーションへ重ねて出します。相手には「1つのロケーションしか取れておらず、他レーンへの干渉手段がない」と誤認させやすくなります。

  1. 空きロケーションの枠確保

余計なカードを他のロケーションへ散らして置かないことが重要です。ウルトロンが生成するドローンはロケーションの空き枠に展開されるため、枠が埋まっていると総パワーが落ちてしまいます。拠点レーン以外は1〜2枠以上の空きを最後まで維持してください。

相手がこちらの盤面の弱さを見て空きレーンへ手薄な戦力を割り振ったり、バフ拠点に対して過剰にリソースを割いてきた段階で、最終ターンのウルトロン奇襲が成立します。

サンドマンを出すかどうかの判断基準

5ターン目の選択肢としてサンドマンを採用することで、最終ターンに複数カードを展開してくる相手の動きを抑制できます。

  • サンドマンを出すべき場面

セラやバウンスデッキ、シルバーサーファー軸など、ターン6に複数の低コストカードを連続プレイして逆転を狙ってくる相手に対して有効です。お互いに1枚しかプレイできなくなるため、こちらはウルトロン1枚で全レーンに戦力を供給でき、有利な状況を作れます。

  • サンドマンを見送る場面

すでに盤面のパワー差で大きく劣勢に立たされており、カ・ザーやブルーマーベルのバフを優先してドローンの基礎数値を引き上げなければ総パワーで競り負ける場合は、バフ役の配置を優先します。

キルモンガー対策と優先権の管理

ウルトロンが生成するドローンはすべて「コスト1」であるため、相手のキルモンガーによる全体破壊が最大の負け筋になります。この敗北パターンを避けるには、最終ターンの優先権(先行・後攻)を管理する必要があります。

  • 後攻を維持する立ち回り

名前枠が光っていない状態(後攻)でターン6を迎えることが理想です。後攻であれば、相手がターン6にキルモンガーをプレイして効果を処理し終えたあとにこちらのウルトロンがドローンを展開するため、破壊される心配がありません。

  • 優先権を渡すための配置

序盤から中盤の戦力を1レーンだけに集中させておく動きは、リードしているロケーション数を1箇所に抑え、優先権を相手に譲るためにも直結しています。

もし先攻を取ってしまった状態で、相手が破壊デッキやキルモンガー採用率の高い構成だと予想される場合は、無理に突撃せず慎重な立ち回りが求められます。

スナップと撤退の判断基準

キューブの獲得効率を最大化するために、勝負に出るタイミングと被害を最小限に抑える撤退ラインをあらかじめ決めておきます。

スナップ・勝負受諾の条件

  • ターン4までにカ・ザーまたはブルーマーベルが着地し、手札にウルトロンを確保できている。
  • バフ拠点以外の2ロケーションに、ドローンが入る十分な空き枠が残っている。
  • 優先権が相手にあり、ターン6の妨害カードを安全にやり過ごせる見通しが立っている。
  • 相手がこちらの低パワーな盤面を見て強気のスナップをしてきた場合は、上記の条件を満たしていればそのまま受け、大きなキューブ獲得を狙います。

撤退(リトリート)の条件

  • ストームやプロフェッサーXなどによって、ドローンを展開したいロケーションが早い段階で封鎖された。
  • ターン5終了時までにウルトロンが手札に来ず、盤面パワーの挽回が困難である。
  • 先攻を取った状態で相手からキルモンガーの奇襲を受けるリスクが極めて高い。
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高橋 愛

高橋 愛

高橋愛はRPGや収集ゲームを担当し、編成、キャラクター育成、序盤の失敗を避ける方法を説明します。