『ポリスチーフ』で暴走車両が発生した際は、後方を追走し続けるのではなく、先回りして封鎖線を築き物理的に走行不能へ追い込む戦術が有効です。無計画な追跡は一般車両や街路オブジェクトを巻き込む事故につながり、署の評価や予算に悪影響を与えます。

本記事では、被害を抑えつつ暴走車両を停止させ、安全に容疑者を確保するまでの手順と機材の扱い方を解説します。

迎撃地点の選定基準

制圧を成功させるには、逃走ルート上にある直線道路や狭小路を事前に把握し、待ち伏せを行う必要があります。

  • 選ぶべき場所: 見通しの良い直線区間や交差点の手前。障害物の設置スペースがあり、対象を視認しやすい場所を選定します。
  • 避けるべき場所: カーブの直後や高低差で見通しが利かない場所。設置作業中の警察官が突入してきた車両に轢かれる危険があります。

迎撃地点を決めたら現場へ急行し、サイレンを使って一般車両を路肩へ退避させ、安全な制圧作業スペースを確保してください。

バリケードとスパイクストリップの設置

走行中の車両を物理的に止めるには、スパイクストリップによるパンクとバリケードによる進路制限を組み合わせます。

阻止機材主な用途設置・使用時の注意点
スパイクストリップタイヤをパンクさせ、速度と旋回性能を著しく奪う車線に対して直角に敷設。路肩への回避も考慮して広めに配置する
ロードバリケード車線を遮断し、進行方向を意図した位置へ限定する縁石やガードレールに寄せて配置し、迂回できる隙間をなくす
パトカー最終防衛ラインの物理障害物および射線遮蔽車体を斜めに向け、運転席側を安全な方向へ逃がして配置する

道路全体をバリケードで完全に塞ぐのではなく、スパイクストリップを踏まざるを得ない狭い通り道を意図的に作ると、対象を確実に罠へ誘導できます。

パトカーによる進路遮断と接触停止

バリケードの突破や路外への逃走を試みる車両に対しては、パトカーの車体を使った接触制圧を行います。

  1. 側面への接触でスピンを狙う: スパイクストリップで減速させた後、対象の後方側面へパトカーのフロントフェンダーを当てて車体をスピンさせます。高速状態での正面衝突は自車が大破するため避けてください。
  2. 壁面へ押し込んで固定する: ガードレールや建物の壁面に対象のノーズを押し込み、前進も後退もできない状態を作り出します。完全に車体を挟み込むことで、再発進による逃走を防げます。

車両停止後の確保手順

車両が停止した直後は、容疑者からの反撃に警戒が必要です。運転席からの発砲や下車直後の突進に備え、慎重に行動してください。

  1. パトカーのドアを遮蔽物として利用しながら下車し、サイドアーム(拳銃やテーザーガンなど)を構える。
  2. 運転席の容疑者へ降伏勧告を行う。武器を向けられた場合は非殺傷武器等で速やかに無力化する。
  3. 容疑者が降伏の意思を示したら接近し、手錠をかけて身柄を拘束する。
  4. 車両内や周辺に危険物や共犯者がいないかを目視で確認し、安全を確保する。

事後処理と機材のメンテナンス

制圧が完了したら、後続のトラブルを防ぐために現場の撤収と資材の管理を行います。

  • 機材の回収: 路面に残されたスパイクストリップの回収と、破損したバリケードの撤去を行います。放置すると味方車両や一般車のバースト事故につながります。
  • 容疑者の移送: 拘束した容疑者をパトカーの後部座席に収容し、署の留置場へ移送します。
  • 車両の修理: 署へ戻った後はガレージでパトカーの耐久度を確認し、修理を行ってください。損傷を放置すると、次の緊急出動時にエンストを起こす原因となります。
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鈴木 翔太

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