『NTE: Neverness to Everness』は現時点でSteamストアでの公式配信が行われていませんが、Steam DeckのデスクトップモードとProton(互換レイヤー)機能を活用することで、Steam Deck上で動作させることができます。

本記事では、公式未対応のSteam Deck環境へゲームをインストールする具体的な手順と、安定して起動させるための必須設定を解説します。

デスクトップモードでのインストーラー追加

インストール作業はすべてSteam Deckの「デスクトップモード」で行います。まずは起動に必要なファイルをSteamライブラリへ追加します。

  1. デスクトップモードへ切り替える: Steamボタンを押し、「電源」メニューから「デスクトップに切り替え」を選択します。
  2. インストーラーを入手する: デスクトップ環境のブラウザを使用し、公式サイトから『NTE: Neverness to Everness』のWindows用インストーラー(.exeファイル)をダウンロードします。
  3. 非Steamゲームとして登録する: Steamクライアントを起動し、画面左下の「ゲームを追加」から「非Steamゲームを追加」を選び、ダウンロードしたインストーラーを選択してライブラリに追加します。

Protonの設定による互換性確保

Windows向けのインストーラーをSteamOS上で動かすため、Steam Playの互換ツール(Proton)を適用します。

  1. ライブラリに追加したインストーラーの項目を右クリックし、「プロパティ」を開きます。
  2. 「互換性」タブを開き、「特定のSteam Play互換ツールの使用を強制する」にチェックを入れます。
  3. ドロップダウンメニューから「Proton Experimental」または最新の安定版Protonを選択します。

この設定を完了したあとライブラリから「プレイ」を押すと、Windows用インストーラーが起動し、ゲーム本体のインストールが可能になります。

インストール後のパス書き換えとゲームモード起動

ゲーム本体のインストール完了後、登録した非Steamゲームの起動先をインストーラーからゲーム本編の実行ファイルへ切り替えます。

  1. 実行パスを変更する: 再びSteamライブラリ内の該当プロパティを開き、「ショートカット」タブの「リンク先」と「作業フォルダ」を、インストールされたゲーム本体の.exeファイルがあるパスに書き換えます。
  2. ゲームモードへ戻る: デスクトップ上のショートカット「Return to Gaming Mode」をダブルクリックし、通常のゲームモードに戻ります。

ゲームモードのライブラリから『NTE: Neverness to Everness』を起動すれば、プレイを開始できます。

動作を安定させるための注意点

非公式の動作環境であるため、以下の点に注意して運用してください。

確認項目対応内容
アップデート時の起動不可ゲーム側の更新により起動しなくなった場合は、互換性設定でProtonのバージョンを別の種類へ変更してください。
操作設定操作に違和感がある場合は、Steamのコントローラー設定からコミュニティ作成のレイアウトを読み込んで割り当てを調整します。
バッテリーと負荷負荷を抑えるため、Steam Deck側のパフォーマンス設定からフレームレート制限(30fpsまたは40fps)を設けることで動作とバッテリーが安定しやすくなります。
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田中 拓也

田中 拓也

田中拓也はAndroidゲームのPCプレイ、エミュレーター設定、操作、性能調整、トラブル解決を担当します。