『ディアブロ イモータル』は、『Diablo II: Lord of Destruction』の結末から『Diablo III』開始までの空白期間を描いた外伝作品です。本作の背景を把握しておくと、なぜ世界各地で異変が起きているのか、なぜ敵を討伐しなければならないのかという目的が明確になり、探索やクエスト進行への理解が深まります。
この記事では、Diablo2から3へと至る歴史のつながり、物語の中心となるワールドストーンの破片を巡る争い、そしてメインストーリーを進めるメリットを整理して解説します。
Diablo2から続く時系列と世界情勢
本作は、『Diablo II』で三大悪魔(バール、メフィスト、ディアブロ)が討伐されてから約5年後、そして『Diablo III』で新星が落ちる約15年前のサンクチュアリが舞台です。
大天使ティラエルが汚染されたワールドストーンを破壊した結果、世界を守っていた結界が失われただけでなく、強大な魔力を宿した無数の破片がサンクチュアリ全土へと降り注ぎました。三大悪魔が倒された後も平和は訪れず、各地に散った破片の魔力が大地を蝕み、邪悪な存在を引き寄せる新たな災厄となっています。
また、ワールドストーン破壊の代償として大天使ティラエルは肉体を失って行方不明となり、天界の高天原(ハイ・ヘヴン)も沈黙を守っています。天界の後ろ盾を失った人間たちは、残された知恵と力だけで地獄の脅威に立ち向かわなければならない状況に置かれています。
デッカード・ケインと追う「ワールドストーンの破片」
プレイヤーはワーサムの村から旅を始め、ホラドリム最後の賢者であるデッカード・ケインと合流します。デッカード・ケインは、残された破片が悪魔に渡ればサンクチュアリが再び地獄に支配される危機を察知しており、プレイヤーは各地を巡って破片の回収と浄化を進めます。
破片は各地の権力者やカルト教団に利用され、死者の復活や変異といった悲劇を引き起こしています。
| 地域 | 主な脅威・関連要素 | 物語上の役割 |
|---|---|---|
| ワーサム | 狂信者とアンデッド | 物語の発端となり、デッカード・ケインと合流する |
| アッシュウォルド墓地 | 死霊術の暴走と破片の悪用 | 破片がもたらす狂気と過去の悲劇を確認する |
| ダークウッド | 血の密教徒と腐敗 | 穢れを浄化するための儀式と追跡を行う |
| ゾルタン・クーレの書庫 | 失われたホラドリムの秘術 | 破片の封印や破壊に必要な古代の知識を探索する |
各地で発生する異変を解決しながら、かつてティラエルが設立した秘密結社「ホラドリム」の遺産を手がかりに、悪魔に対抗する手段を確立していきます。
新たな脅威「恐怖の先触れスカルン」の目的
三大悪魔が不在となった地獄で台頭した主敵が、かつてディアブロの有力な副官であった「恐怖の先触れ スカルン」です。
スカルンは散らばったワールドストーンの破片をすべて集め、その強大な魔力を使ってサンクチュアリと地獄の境界を破壊し、主であるディアブロを現世に復活させようと企んでいます。スカルン率いる軍勢やその配下となった狂信者集団よりも先に破片を確保し、その企みを阻止することがプレイヤーの至上命題となります。
ストーリー進行によるシステム解放とメリット
世界観の理解を深めるだけでなく、キャラクターの育成を進める上でもメインストーリーの走破は必須です。物語の進行に伴い、以下の機能やコンテンツが段階的に解放されます。
- 重要拠点の機能利用: 中心都市ウェストマーチへの到達に伴い、商人、鍛冶屋、宝石細工師などの育成基盤が利用可能になります。
- 高難易度コンテンツへの移行: メインストーリーを完結させることで、パラゴンシステムやヘル難易度への挑戦条件が整います。
- 地域探索の効率化: 各地域の背景や配置を把握できるため、クリア後に開放されるサイドクエストや周回コンテンツの進行が円滑になります。
『ディアブロ イモータル』のストーリーを進めることで、シリーズの正史における空白の20年間を体感しつつ、エンドゲームに向けたキャラクター強化の土台を整えることができます。
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