新作『アークナイツ:エンドフィールド』を遊ぶにあたり、原作『アークナイツ』の根幹となる世界観や組織構造を把握しておくと、作中に登場する専門用語や舞台設定をスムーズに読み解くことができます。

原作の舞台「テラ」における災厄の中心である「源石(オリジニウム)」と「鉱石病(オリパシー)」、主人公陣営「ロドス・アイランド」の目的、そして物語を牽引する中心人物の役割を整理して解説します。

惑星テラの災厄の根源「源石(オリジニウム)」と鉱石病

源石(オリジニウム)は、惑星テラの急速な文明発展を支える莫大なエネルギー源であり、同時に人々に過酷な災いをもたらす黒い結晶質の鉱石です。自然災害である「天災」の跡地に大量に残され、工業や生活の動力として不可欠な資源となっています。

一方で、源石は生体組織を徐々に結晶化させる不治の病「鉱石病(オリパシー)」の原因でもあります。

  • アーツ能力の向上:感染者は源石エネルギーを利用した超常技術「アーツ」の行使能力が高まる恩恵を受けます。
  • 高い致死性と結晶化:病状の進行に伴って内臓や身体組織が源石化し、最終的に死に至ります。
  • 二次感染と社会的迫害:感染者の死亡時に体内の源石が粉塵となって飛散し、周囲を二次感染させる危険性があるため、テラ各地の国家では感染者への隔離や激しい差別が常態化しています。

文明の発展をもたらす恩恵と、命を奪い差別を生む代償という二面性が、原作における国家間や勢力間のあらゆる対立の根底にあります。

製薬会社「ロドス・アイランド」の存在意義

ロドス・アイランドは、表向きは鉱石病の研究と治療を行う民間製薬会社でありながら、自衛のための高い武力を備えた独立組織です。

巨大な車輪と動力機関を備えた陸上移動要塞「本艦」を拠点とし、テラ各地で迫害を受ける感染者を保護・雇用しながら活動しています。

ロドスの根底にある理念は「感染者と非感染者の共生」です。差別への憎悪から暴徒化した過激派勢力とも、感染者を無差別に弾圧する国家権力とも一線を画し、中立の立場で人命を救助しながら鉱石病の根治を目指しています。

物語を動かす主要人物3名の役割

原作のシナリオは、指揮官である「ドクター」、若き指導者「アミヤ」、そしてロドスの重鎮「ケルシー」を中心に展開します。それぞれの立ち位置と役割は下表のとおりです。

キャラクター主な役割・立ち位置物語における重要性
ドクターロドスの戦術指揮官・記憶喪失の主人公卓越した戦略眼で部隊を導く。過去の経歴や源石そのものに深く関わる秘密を抱える
アミヤロドス・アイランドの最高責任者キメラの少女。過酷な現実の中で感染者差別の撤廃を信じ、理想を掲げ続ける
ケルシーロドス医療部門の総責任者・最高幹部テラの長大な歴史を知る謎多き人物。冷静な判断でドクターとアミヤを支える

プレイヤーの分身であるドクターは、休眠装置である「石棺」から目覚めたばかりで過去の記憶を失っています。かつてロドスの前身組織で研究や指揮を行っており、テラの歴史や源石の成り立ちに深く関与している点が物語の重要な軸となります。

原作テラから新作「タロII」へ繋がる注目点

『アークナイツ:エンドフィールド』は、原作の惑星テラから離れた開拓惑星「タロII」が舞台です。プレイヤーは「エンドフィールド工業」の管理人として、過酷な自然や未知の脅威が存在するフロンティアの開拓とインフラ整備を進めます。

舞台となる星や主眼となる活動は変わるものの、物語の根底には「源石技術」や「ロドス・アイランド」の遺産が明確に受け継がれています。テラ由来の技術やアーツの概念がタロIIの過酷な環境でどう活用されているか、かつての歴史がどのように関わっているかを意識することで、エンドフィールドのストーリーをより深く楽しむことができます。

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田中 拓也

田中 拓也

田中拓也はAndroidゲームのPCプレイ、エミュレーター設定、操作、性能調整、トラブル解決を担当します。