『アークナイツ:エンドフィールド』の集成工業システムでは、採掘機や加工設備を設置するだけでなく、安定した電力供給とコンベアベルトによる正確な搬送ルートの構築が自動化の前提となります。

本記事では、拠点開発でつまずきやすい送電網の延伸手順、搬送ベルトの入出力設定、生産停止を防ぐライン構築のポイントを解説します。

電力供給ネットワークの拡張手順と配置ルール

工業設備を稼働させるには、発電拠点から各設備まで送電塔などを経由して給電エリアを広げる必要があります。採掘機や加工機には発電機能がないため、設備の配置前に電力網を整えておくことが重要です。

送電塔の設置と給電エリアの確認

送電ユニットには接続可能な距離と給電半径が設定されています。送電塔を設置する際は、設備が給電有効エリア内に収まっていること、および送電塔同士の接続リンクが成立していることを確認してください。

地形の高低差や障害物がある場所では接続距離に制限がかかる場合があるため、無理に直線で伸ばすのではなく、平坦な足場を経由して配電網を繋ぐと確実です。

電力不足を防ぐ増設手順

消費電力が総発電量を上回ると、ライン全体の稼働が低下または停止します。新規設備を増設する際は、以下の順序で作業を進めてください。

  1. 拠点の総発電量と現在の消費電力を確認し、余力があるか把握する
  2. 設置予定エリアまで送電塔を中継し、給電範囲を広げる
  3. 採掘機や加工機を給電範囲内に配置し、配線ステータスが正常に点灯しているか確認する
  4. 余剰電力が僅かになった場合は、生産設備の追加を中断して発電設備の増設を優先する

採掘から加工までの搬送ベルト敷設と入出力の設定

採掘ノードから加工設備へ素材を自動供給するには、コンベアベルトの進行方向とポートの向きを一致させる必要があります。

ベルトの向きと接続判定

コンベアベルトには搬送方向が定められており、逆向きに接続すると素材が流れません。基本として、排出元の「搬出ポート(出力)」からベルトを引き始め、受け入れ先の「搬入ポート(入力)」へ接続します。正しく接続されるとポートの表示が結合状態に変化するため、端点が浮いていないか目視で確認してください。

直角カーブと段差の処理

急な角度でベルトを曲げようとすると配置エラーが発生します。カーブを形成する際は、直線を挟みながら段階的に曲げるか、方向変換用のコネクタを挟んで敷設します。高低差がある場所では、傾斜をつけたスロープ状に敷くか、高低差に対応したコンベアユニットを用いて上下のラインを接続してください。

加工機の稼働効率を高める資材配分と分岐の組み方

1か所の採掘ノードから複数の加工機へ素材を供給する場合や、複数の素材を1つの加工機へ集約する場合は、分岐器と合流器を用いて流量を調整します。

設備・機構主な役割設置時の注意点
分岐器(スプリッター)1本のラインから複数ラインへ均等に分配分岐先が満杯になると流れる先が自動で絞られる
合流器(マージャー)複数のラインを1本にまとめて搬送合流後のベルト搬送上限を超えると手前で滞留する
中間加工機(精錬など)原石や一次素材を部品・ブロックへ変換加工速度に合わせて上流の採掘機台数を調整する

加工機の消費速度に対して採掘機の供給量が上回っている場合は、分岐器を挟んで2〜3台の加工機へ均等に分配します。複数の素材を要求するレシピでは、合流器を活用して搬入ポートへスムーズに素材が集まるよう配置を整えてください。

物流の滞留を防ぐ保管コンテナの組み込み

加工後の完成品が搬出ポートに溜まると加工機が停止し、上流の採掘ラインまで連鎖的に動作が止まります。完成品を安定して生産し続けるため、ラインの終端には保管コンテナを配置します。

バッファ用ストレージの配置

加工機の搬出ポートからベルトを伸ばし、保管コンテナへ直接接続することで、完成品が自動で格納されます。保管したアイテムを将来的に上位素材の加工ラインへ流す予定がある場合は、コンテナの搬出側にもベルトを引けるよう、周囲に通路スペースを確保して配置してください。

ラインが詰まった際の確認項目

設備の稼働が停止している場合は、上流から順に以下の点を確認してください。

  • 採掘機や加工機が給電エリア内に収まっているか(電力アイコンの点滅有無)
  • コンベアベルトの流れる向きが「搬出→搬入」になっているか
  • 搬入先設備の内部スロットが異なるアイテムで埋まっていないか
  • 終端の保管コンテナが満杯になり、ベルト上にアイテムが溢れていないか
  • 分岐器や合流器の接続ポートがベルトと正しく噛み合っているか

遠隔エリアからの長距離送電と素材回収

拠点から離れた場所にある鉱石ノードを利用する場合、長距離のインフラ敷設が必要になります。

送電ラインとコンベアの並行敷設

遠隔地へラインを伸ばす際は、送電塔の設置ルートとコンベアベルトを平行に敷設すると管理が容易になります。送電塔の足元に沿わせる形でベルトを引くことで、供給トラブルが発生した際にも復旧経路を辿りやすくなります。移動の妨げにならないよう、メイン通路の外周沿いにインフラをまとめて敷設するのが有効です。

遠隔採掘地の暫定運用

長距離ベルトを敷設する資材やコストが不足している初期段階では、採掘現場に小型発電機と保管コンテナのみを配置する現地集積の運用も選択肢になります。現地コンテナに素材を溜めておき、探索の合間に手動で回収して拠点の加工機へ搬入することで、インフラが整う前でも暫定的に素材を確保できます。資材に余裕ができた段階で本線ベルトを繋ぎ、完全自動化へ移行してください。

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高橋 愛

高橋 愛

高橋愛はRPGや収集ゲームを担当し、編成、キャラクター育成、序盤の失敗を避ける方法を説明します。